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佐々田 悠斗*; 宮崎 裕司*; 中野 元裕*; 松尾 隆祐*; Walker, C.*; 笹本 広; 三原 守弘
no journal, ,
セメント材料は、放射能レベルの高いTRU廃棄物の地層処分において多量に使用される予定である。セメント水和物の熱力学データは、地下水とセメント材料の反応に伴うセメント材料の長期的な溶解挙動をモデル化する上で重要になる。ポルトランダイト(Ca(OH))は、水和したポルトランドセメントの20-25wt%を占める主要な成分の一つである。今回、3種のポルトランダイト(低純度,高純度,巨大結晶)の試料を対象に低温熱容量測定を行い、純度依存性が確認された。巨大結晶では、低温側の熱容量がデバイのT則に従い、低純度及び高純度の試料では熱容量の上昇が認められ、恐らく、吸着水や方解石の混入の影響が示唆された。セメント水和物として、エトリンガイト(Ca(Al(OH))(SO)(HO))及びモノサルフェート(CaAl(OH)(SO)(HO))の熱容量を測定し、水和水の関与によるものと示唆される相転移が観測された。
上奥 あや*; 岡村 和奏*; 近藤 俊樹; 菊地 晋; 山崎 淳司*
no journal, ,
ポルトランドおよびジオポリマーセメントモルタル成形体を一方向から加熱し、成形体表面の水分移動および温度分布変化について、主にハイパースペクトルカメラおよびサーモグラフィーカメラを用いて比較解析した。反射率と温度の関係を明らかにすることで、成形体表面の水分量の増減や内部への移動および脱水が発生する温度や脱水量が明らかになったハイパースペクトルカメラとサーモグラフィカメラの解析結果より、ポルトランドセメントとジオポリマーセメントは異なる加熱挙動を示すことが分かった。